ゲルマン人はインド・ヨーロッパ語族のうち

2010年1月20日

ゲルマン語派に属する言語を話す民族の総称。

現在のデンマーク人、スウェーデン人、ノルウェー人、アイスランド人、アングロ・サクソン人、オランダ人、ドイツ人などがこれに属するが、これら民族の祖先と考えられる、民族大移動以前の古ゲルマン人をさす場合が多い。

ユトランド半島とそれに隣接する北および北ドイツ、スカンジナビア半島の中・南部が、紀元前二千年紀中葉のゲルマン人の原住地と考えられるが、前一千年紀の中葉ないし前3世紀ごろまでに、西方ではオランダからライン川下流域まで、東方ではウィクセル(ビスワ)川流域から、ドナウ川北岸、ドニエプル川下流域まで広がり、北ゲルマン、西ゲルマン、東ゲルマンの三つのグループを形成するようになった。

フランク王国は古ゲルマン人のうち

2009年12月29日

西ゲルマン系のフランクFrank人の建てた王国(486~987)。

部族国家から発展し、しだいに他のゲルマン諸部族を征服・統合し、ピレネー山脈からエルベ川に至る西ヨーロッパの大部分を含む大帝国となり、民族大移動後の混乱を収拾して、ヨーロッパの政治的・文化的統一を実現した。

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フランク王国は、西ヨーロッパ最初のキリスト教的ゲルマン統一国家として、キリスト教文化および中世の諸制度の母体となるとともに、ドイツ、フランス、イタリアなどの諸国家が、その分裂・崩壊の過程のなかで誕生した。

フランクという名称が史料に最初に現れるのは3世紀中ごろで、フランクは、おそらくカマビー、ブルクテール、カッティーなど、ライン川中・下流東岸の諸部族を中核とし、多くの小部族の混成によってできあがったと考えられる。

4世紀初頭以来、サリ支族、リブアリ支族、上フランク支族の三大グループが形成されたが、そのうちサリ支族は、5世紀初頭西進して、シェルデ川流域にまで広がった。